2019年7月31日(水)に東京大学 i.school主催の東京イノベーションサマープログラム(TISP)が開催されました。
i.schoolは、2009年に東京大学で始まったイノベーション教育プログラムです。このプログラムでは、社会的課題を解決するアイデア創出法に焦点をあて、人間中心イノベーションを体系的に学びます。
今回は東京大学駒沢キャンパスで開催された東京イノベーションサマープログラム(TISP)として石川金網の金網折り紙「おりあみ/ORIAMI®」が取り上げられることになりました。
TISPはi.schoolが主催するもので、東京と海外から集まってきた学生が、中小企業の魅力や強みを生かし、未来を見据えた新しい製品/サービスのアイデアをi.schoolメソッドに沿ってワークショップ形式で創出します。
今回、おりあみを使った新しい製品として提案されたのが、金網製のマスクです。
食事やタバコによる口臭を、抗菌作用のあるおりあみの純銅でフィルターとして使うというアイデアでした。
この時以来、石川金網ではこのアイデアをもとに、おりあみでマスクを手軽に作れる折り方を研究してきました。
そして2020年になって、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、改めておりあみの純銅の抗菌性、抗ウイルス性が注目されています。石川金網では、おりあみを使ったマスクの作り方を公開しました。
おりあみのマスクの作成方法は、テレビ番組でも紹介されました。作り方はこちらの記事をご覧ください。>>おりあみの純銅を使った抗菌作用のある銅マスクの折り方を大公開!
TISPで取り上げていただいたおかげで、おりあみの素材の可能性を広げられたと実感しています。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。