製品一覧
各種樹脂押出機にあわせて製品を取り揃え販売しています。用途に応じて素材の選定、タイプの決定、加工方法まで、石川金網で蓄積された経験を元に最適と思われる製品をご提案、ご提供、販売します。
平面形状
モノタイプ・スポットタイプ・フレームタイプ
立体形状
コーンタイプ・シリンダータイプ
曲面形状
アールタイプ・ベルトタイプ
モノタイプ
取り扱い形状
IKスクリーン標準品です。金属金型を使用し、打ち抜き加工で製作いたします。直径7mmから400mmの範囲で0.5mm刻みで製作可能です。サーキュラーシャーにより、1000mmまでの大型スクリーンの製作も可能です。
ストレッチ加工を施しておりますので、撚れ、波うち、ウェーブ等の発生を抑制しております。
素材は、織金網以外に焼結金属繊維(ナスロン)、積層焼結金網での製作も可能です。ナスロン・焼結金網を利用すると、線同士が圧着されているために、押出圧による目開きが発生しにくく、濾過精度(ミクロンレート)が安定します。
スポットタイプ
取り扱い形状
モノタイプをスポット溶接で複数種類のメッシュを必要枚数パッケージングしたものです。
- 複数種類のメッシュをあわせて使用する際に、揃える手間がありません。スクリーンの交換がワンタッチです。
- 四方を溶接することにより、ホツレが発生しにくくなります。
- 押出し機で製品を押出す際に発生する「うねり」に対して強度があります。
- 網そのものの強度が増します
網目をつぶさずに加工することで、圧力損失の妨げを軽減しております。
溶接例として、四方向、八方向の点溶接、さらには全周囲を連続線溶接加工、等でご提供可能です。
フレームタイプに比べ製作コストが安価なため、コストダウンが可能です。
フレームタイプ
取り扱い形状
モノタイプを複数種類重ねあわせて、周囲をフレームで圧着固定したものです。スクリーンチェンジャー用、紡糸装置用パックスクリーンとして開発されましたが、最近ではこれら以外の様々な用途で使用されております。
- 複数種類のメッシュをあわせて使用する際に、揃える手間がありません。スクリーンの交換がワンタッチです。
- 押出し機で製品を押出す際に発生する「うねり」に対して強度があります。
- 網そのものの強度が増します
- スクリーン周囲からの製品の漏れが発生しにくくなります。
- スポットタイプと比べて耐圧強度が高く取れます。
プレス加工で一定の品質を確保しつつ大量生産を可能にしております。フレーム部の素材はアルミニウムが標準ですが、ステンレス等の素材でも製作しております。各種スクリーンチェンジャー用の金型も多数保有しております。
コーンタイプ
円錐形に成型されたIKスクリーンです。円錐形に加工することで表面積を増やしました。樹脂原料生産用として開発されたもので、高精度大量生産向けです。
円錐形の頂点に穴加工を施してあるタイプと頂点に穴の無いタイプがございます。スポットタイプと同様に複数種類のメッシュを積層して製作されています。
シリンダータイプ
円筒形に成型されたIKスクリーンです。インフレーションフィルム押出機用に開発されたものですが、現在ではメルトフィルター用途としても使用されております。
それぞれインフレーションフィルム用、メルトフィルター用を製作、ご提供いたしております。スポットタイプと同様に複数種類のメッシュを積層して製作されています。
- 接合部分をずらし、外れにくくすることが可能です。
- 曲げ折り加工が可能です
アールタイプ
樹脂原料生産用として開発されたもので、高精度大量生産向けです。
スポットタイプと同様に複数種類のメッシュを積層して製作されています。
- 押さえとなる網に圧延加工をしてホツレを防止しています。
- 同時に押出圧による目開きを発生しにくくして濾過精度(ミクロンレート)を安定させています。
- 金網を金網の目方向に対して水平、垂直ではなく45°斜め方向に製品切出しをすることで強度を確保しています。
ベルトタイプ
樹脂原料生産用として開発されたもので、表面積を拡張し、高精度大量生産向けに開発されたタイプです。押出機に取り付ける際、スクリーンに付いているベルトで強固に締め付けることが可能です。
スポットタイプと同様に複数種類のメッシュを積層して製作されています。