風洞実験 パーフォアートパネル

パーフォアート

ビル、マンション等のベランダ手摺にパンチングメタルを採用すると風が発生した際、笛を吹いたような音、いわゆる風切音が出るのではないか?
その心配を石川金網が、今後の採用検討に役立てて頂くために間組技術研究所に『風洞実験』を依頼しました。実験装置は古河電気工業低騒音風洞を使用しました。

パンチングメタルの風騒音レベル

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風速20mの時、一般のパンチングメタルが70dBを超えたのに対して、グラデーションを描いた
石川金網のパンチングメタル【アートパネル】は、60dB程度の風切音でした。
 風洞実験のデータにより、グラデーションアートパネルは風切音がしにくい事を確認しました。
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石川金網では、度重ね風洞実験を行い、パンチングメタルによる風切音及び笛吹音のデータを採集してきました。最初の実験は、間組技術研究所との共同研究を古河電気工業日光事業所に設置してある低騒音風洞を利用しました。また、超高層マンション、大京ライオンズタワー川口においてご採用の際は、実証テストとして、不二サッシ低騒音風洞を利用し風洞実験を行いました。この物件において、初めてグラデーションタイプのパーフォアートが採用されました。現在、関東、東北のライオンズタワーにおいて、ランダムタイプのパーフォアートが多数採用されております。近年では、関東学院大学、中藤教授の研究室と共同でパンチングメタルによる風切音の研究を行っております。実験の詳細は、風学会において発表されました。今回の実験では、通常のノーマルパンチングと石川金網オリジナル技法である、ランダムパンチングパネルとの比較を行いました。ここでも、パーフォーアート、ランダムタイプは、笛吹音の発生は認められませんでした。

笛吹き現象の解消効果資料動画