YouTube生放送「職人徹底解剖」に石川社長が出演しました。

メディア情報

2019年8月31日(土)にYouTubeで放送された「職人徹底解剖」第3回放送で石川社長が出演しました。

職人徹底解剖は、様々な業種の職人さんを紹介し、その魅力やノウハウを若い世代に積極的に発信していく番組です。 

第3回放送で石川金網を取り上げていただき、石川社長が番組に出演しました。

まず「金網とは何ぞや?」という話題から始まります。「金網はいろいろなものに使われている。通すものは通し通さないものは通さないのが金網」と社長は説明します。

 職人徹底解剖_1

そして石川金網が開発した初のBtoC商品である金網折り紙「おりあみ/ORIAMI®」の紹介に入ります。

共演者のみなさんは、「それぞれの色で重さが違いますね」と感想。それぞれ金色のおりあみは丹銅、銀色はステンレス、銅色は純銅でできているので重さが違うんです。新色のステンレスレッド、ステンレスグリーンも含めて素材の特長について石川社長が詳しく解説しました。

普通の紙の折り紙は光を通しませんが、おりあみなら光を通します。

職人徹底解剖_3

髪の毛よりも細い金属の線で織ることで耐久性としなやかさの両立を実現しました。

最初は折り紙のようなものが作れず、線の細さや折り方を変えて商品化にこぎつけたという秘話をお話しました。

おりあみの開発秘話についても「話は長くなるんですが・・・話します!」と石川社長。リーマンショックの時の経営状況の厳しさから、BtoC商品の開発を模索したところ、職人の遊び心から金網で鶴を作成。職人の技術がなくても老若男女問わず折れるような商品にするために試作を重ねました。

そしておりあみの商品化に大きな影響を与えたおりがみアーティスト宮本 眞理子さんの紹介もありました。

職人徹底解剖_4

共演者の方からは「舞台をやっているのでファンタジーを題材にした舞台の衣装や小物づくりに使えそう」というコメントもいただきました。

第2部は石川金網の会社の歴史についての解説から始まりました。

織物というと古くからある糸で布を織るものが頭に浮かびますが、初代社長が「糸を金属に変えて織ったら面白いのではないか」と考えて金属用の手織り機を考案したのが金網専門メーカーとしての出発点です。

現在でも石川金網には、手織り機があり、試作開発などに使われています。

その後に、金属に穴をあけて加工を施したパンチングメタルも手掛けるようになり、意匠性のある建築物にも使われています。写真のようにモナリザを表現することもできます。

職人徹底解剖_5

スタジオにも金網を使っているものがあります。それは・・・

 

職人徹底解剖_6

マイクです!共演者の方は商売道具のひとつでもあるので「こんな身近なところに!」と感動しきりです。

そして、実際に金網を製造しているところを取材していただきました。金網を加工し、仕上げるまでの一連の工程をご紹介しました。

職人徹底解剖_7

その後におりあみの制作体験が始まりました。今回は入門編として兜に挑戦していただきました。折り方を石川社長が詳しく解説しているので、ぜひ一緒に観ながら作ってみてください!

みなさんきれいに作れました! 

職人徹底解剖_11

 

耐久性と光沢があるので、このようなアクセサリーも制作できます。

職人徹底解剖_9

その後、石川社長からの感謝状ということで、おりあみ開発にも貢献した職人が紹介されました。「これ作って、と頼むとすぐに作ってくれるノリのいい職人です(笑う)」とコメント。

そして、実際に感謝状を作成し、石川社長が読み上げました。

職人徹底解剖_10

1部2部合わせて100分、石川金網をみっちり取り上げていただきました!
生放送でしたが、アーカイブがご覧になれます。

「職人徹底解剖」第3回放送 1部:


「職人徹底解剖」第3回放送 2部:


共演者のみなさん、ありがとうございました。